1月9日 2024年がスタートしました
新年あけましておめでとうございます。
本日は始業式、いよいよ学年の最終の3学期が始まりました。
元旦は恒例の初日の出を主人と二人で海まで見に行きました。ものすごく暖かな日でした。数年前は雪景色だったねと思い出話しながら。私たちの地域の日の出スポットの海岸、中高生たちは、懐かしい顔ぶれに会うために来ていますね。子どもに言わせると、初日の出より友だちに会えるのが楽しいんさ~だそうです。
7時までの数分間、浜辺で待機して、ようやく水平線から上がってきた日の出。周囲のみなさんは一斉にスマホを片手に撮影スタート。写真ではなく動画を撮影してみえて・・・今時だな~と。
何とも晴れやかな気持ちになった元旦でした。本当に大きなパワーを感じた元旦でした。
その日の夕刻の能登地震。1週間が経っても胸が痛みます。
今日、始業式で子どもたちにお話をした際に、地震のお話も入れさせていただきました。みんなお家でどんな様子だったのか尋ね、避難訓練の様にダンゴムポーズになった子どもたちはどうでしょうとの質問に、手を挙げたのは、全体の5分の1程度で30名弱だったように思いました。きっと、やらなきゃとは思ったでしょう。そう思っても恐怖感が襲い身体が固まってしまったに違いありません。
『今、みんなは冬休みを終えて、3学期始業式を迎えることができた。久しぶりに幼稚園でお友だちや先生に会うことができた、でも地震が起こった場所のお友だちは、学校や幼稚園へ行けず、もちろん始業式はできなくなった。ご飯だって、足りてないの。1日3食ではなく2食なんだよ、おなか一杯になるまで食べれないんだ・・・水も電気も使えないから、本当に困ってしまっているの。今、みんなにできることは、なにかな。まだ小さいから無理だけど、いつもありがとうの気持ちを忘れない、そして家族で地震の時はどうしたらいいか話し合うこと、準備すること、大人の話をよく聞いて行動することだね』と、話しました。
始業式が終わってから、廊下であった一人の年中さんの男の子、『園長先生、ぼく、おばあちゃんちに行っていて、2歳の幼児舎の子はちゃんと机の下にもぐって、ダンゴムシポーズしてたよ。でもぼくはできなかったの、泣いちゃった・・・』と。
もう一人の年中さんの女の子は『私は長野のばあばのお家にいて、震度4だった。すごく怖かった。』と報告をしてくれました。
小さな力でも、積み重ねていける事を考え、行動に移せたらいいなと思います。
さて、先生達はすっかり発表会モードの冬休みでした(笑)。とりつかれている( ´∀` )。力を合わせて、がんばりま~す。
3学期も宜しくお願い致します。